夏の熊、山の熊。
a summer bear eating the grass on the mountain.
Nikon D5 + AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6E ED VR
Hokkaido Japan / Jul.2018
ここ数年、少しずつだけど
やっと撮れるようになってきた
夏のクマ。
ダイナミックな写真もいいけど
こういった地味なものが何枚か入ってくると
すこしは彼らの住む世界の感じを伝えられるかなと
考えている。
撮影しやすいから目にする機会が多い、
という理由もあるだろうけど
クマが年中サケを食べていると思っている人が
けっこう多い。
でも実は、それはほんの一部で、
そうじゃないところを拙いながらも伝えていくことが
重要なんだと思ってはいる。
稜線上の彼らの姿を
初めてファインダーに捉えたのが
2012年。
彼らにとって最も厳しい季節が夏であることと、
それ故に生活圏を移動する個体が多いらしいということを
フィールドを歩く中で感じ始めたのは2013年頃。
今思えば当時は何にもわかっていなかった。
ようやく一つ、理想的な状況で撮影ができたのが
昨年の2017年。
まぁ、それを考えると
理想に近いワンカットを撮影するのに5年かかってるわけだけど
効率悪いなぁ…。
その時の写真はまたいずれ…。
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