2012/02/23

BEANBAG!


My favorite Jpanese-Rock Band, Bean Bag.

今日はちょっと青春のお話。
BEANBAGが活動を休止するというので、後輩ユージに連れられて渋谷O-Crestに見に行ってきた。
ライブハウスなんて久しぶり。客満員。スペシャの生中継カメラも入ってる。ドリンクコーナーも混み込みやデ。
この若者たちの熱気に、自分が耐えられるかなんて不安もあったんだけど、なんのことはない。
始まってみればあっという間だった。

ライブが始まると、すぐに記憶の海の中に引きこまれた。
友人に連れられ、彼らのライブを初めて見たのは、もう15年ほども前のこと。
YUMIさんの歌声も、コウスケさんのベースもすご過ぎたけど、当時ドラムをかじっていた僕は、
テツシさんのプレイに釘付けになった。
学生の頃の僕は、どうやったらまともにドラムを叩けるのかと、いろいろな音楽を聞き漁ったり、
ドラマーのセッティングを見て真似てみたりしていたんだけど、初めて彼のドラムを見たとき
「関係ねぇ!」と思った。カッコよかったのだ。そして、真似をした。できないくせに。
すげぇ高い位置にセットされたクラッシュとかバスドラのウラとかハットのチキチキとか。
真似できるまで練習したことを思い出した。出来てないけど。

ライブは大盛り上がりだった。「年かんけーねーな」と思った。
興奮と名残惜しさの中で、妙な切なさを感じて、ちくと涙が出そうになったぜ。

ライブに連れてきてくれたユージは、14年前たまたま僕がビインバッグに引き合わせた。
その縁は、今も生きている。一緒にテレビにも出やがった。
多くの人がエレキギターのハウリングと、ライブハウスの煙たい空気と熱気を忘れていく中、
ずっと一線で戦い続けるビインバッグの存在は誇らしかった。しかし、次はもういつ見られるのかわからない。
彼らは活動を休止するのだ。こんなに盛り上がるライブを見せてくれるのに、だ。

ユージと話をした。多くの人が例えばミスチルとかサザンとか、バンドの活動の変化で時代の流れを感じる。
でも僕らはビインバッグなのだ。あのバンドはつまりは僕らにとってのブルーハーツであり、
ジュディマリであり、ユニコーンなのだ。いや、音楽は全然違うけど。

関西の諸君、次のライブ大阪だから。いっとかないと後悔するよ。
ゼヒ。

ビインバッグ公式サイト

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