2011/01/14
写真家の言葉。
写真が死んだ?
生き残りをかけているのは写真ビジネスだけ。
写真の力は増していく。
ジョナス・ベンディクセン Jonas Bendiksen / マグナム・フォト会長
人が人に関心を持つ限り、
人のありようを写した写真は、時を越えて残っていく。
長倉 洋海 Hiromi Nagakura
写真は悲しみだよ。二度と同じものはない。
でも、嫌いじゃない。むしろ楽しい。
十文字 美信 Bishin Jumonji
何かを主観的に切り取るのではなく
飛び込んでくる世界を、そのままカメラで受け止めたい。
石川直樹 Naoki Ishikawa
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先日見つけた、朝日新聞の折込誌Globeの写真特集。
非常に興味深い内容だったので、ここに載せてみます。
写真と画像の違いとは何か。
この疑問を自らに問いかけながら、撮り続けている人はきっと多いと思う。
極端に浅い被写界深度の濫用や、強度のレタッチ。
機材・技術の進歩によって、
「現在、主観の強すぎる写真が溢れ過ぎている」
と個人的には感じています。
しかしながら、
「プロとアマと隔てるのは、写真にアイデアや物語、深さを加味できるかどうか」
とマグナムフォト会長、ジョナスベンディクセンが語るように
写真家としてのスタイルが、よりシビアに求められるようになってきている。
このことについては、疑いようは無い。
誌上で談ずる写真家たちは
写真がメディアの主流から外れていくことを予見しながらも
写真という表現手段が持つ可能性を信じており、そこに悲観はありませんでした。
皆さんはどう思われるでしょうか。
写真家ではない僕が言うのも何ですが、
非常に興味深い内容、お薦めです。
…っていうか、マグナムフォトの会長って、
僕と同じ歳だったんですね…。若い。
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