カカシの喋る島。

Fukuejima Gotoislands. Nikon D300 + AT-X 165 PRO DX

旅の準備に慌しいこの頃。
たくさんの人に、お会いできないままの出発になってしまいますね。
すいません…。

さて、今日は喋るカカシの話。
年末年始に、伊坂幸太郎の作品を読み返しました。

・オーデュボンの祈り　・ラッシュライフ　・砂漠
・魔王　・死神の精度　・ゴールデンスランバー

と、これぐらいでしょうか。
どれも面白くて、あっというまに読み終えてしまいます。
それだけに忘れ易い。思い出したくていろいろ読み返したのですが
そのきっかけは、昨年末に訪れた長崎の五島列島・福江島で見た風景。
なんだかとても「オーデュボンの祈り」の舞台となった荻島に
イメージが重なったのです。

坂道を自転車で下っていけば、田んぼの真ん中に喋るカカシが待っている。
写真の景色を見て、そんなことをぼんやりと思い浮かべました。

荻島自体、架空の島であり、設定の場所も全然違うので、
完全に個人的な思い入れですけど。

荻島のカカシは、「未来は神様のレシピで決まる」と言います。
僕の旅路も、色々な情報を集めてはいるものの、不明瞭。
その道程は、神様のレシピで決まるでしょう。
なんて不安を感じるのも、歳をとったからなのかなと思ってしまいます。

さてさて。
出国前にあと一度くらいは更新できるかな？