Safari.

Rhinoceros I saw in the elephant ride,Chitwan,Nepal Nikon D300 + Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm/F3.5-5.6D(IF)

I visited Chitwan.
This is a very famous National Park in Nepal.
I think that walking by own is the best way to feel the nature.
During the trek,encountered some Rhinoceros.
That was quite different from see an animal from on the elephant.
It was very exciting experience for me.


野生動物保護とサファリ観光で有名なチトワン国立公園を見てきました。
ナショナルパークに隣接するソウラハ村に滞在。この村はツーリストでいっぱいです。
ゾウに乗るエレファント・サファリをはじめ、ジープやカヌーなど多彩なツアーがあります。
色々な景色を見ましたが、まずは一番印象深かったトレッキングのレポートから。



Chitwan National Park,Nepal Nikon D300 + AT-X165 PRO DX

ソウラハ村からラプティ川を渡って、ナショナルパークの中へ。
乾燥した広い大地が広がっています。



Elephant Grass,Chitwan National Park,Nepal Nikon D300 + AT-X165 PRO DX

行程は一泊二日。許可無しでは国立公園に入れないので、今回は初めて、ガイドを雇いました。
手前に倒れている背の高い草はエレファントグラス。名前からして、ゾウが食べるということなのかな？
この時期は新芽の発育を促すためらしく、あちこちで焼かれて、煙が立ち昇っていました。



In the forest,Chitwan Natinal Park,Nepal Nikon D300 + Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm/F3.5-5.6D(IF)

乾燥した見晴らしのいい平地から、森の中へ。
足元には小さな花が咲いていて、野生のシカやウシ、イノシシを頻繁に見かけました。



Wild Monkey on the tree,Chitwan Natinal Park,Nepal Nikon D300 + Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm/F3.5-5.6D(IF)

木の上には、サルの群れ。
その他では、面白いことに野生のニワトリというのもいます。色が鮮やかで綺麗。



Lunch time in forest,Chitwan National Park,Nepal Nikon D300 + AT-X165 PRO DX

5時間ほど歩いて到着した水辺で昼食。
僕はチョコレート、ガイドの彼等は弁当箱にダルバート？カレーを持ってきていました。
食べ終わると、一人は昼寝をしてしまいます。
どうやら、この水辺が野生のサイを見る絶好のポイントらしいのですが…。



Searching for Rhinos,Chitwan National Park,Nepal Nikon D300 + AT-X165 PRO DX

サイは一頭も見当たりません。
この日は付近一帯でエレファントグラスを焼き払っていたため、
煙の臭いを嫌ってサイが来ないのだとか…起きている方のガイドが教えてくれました。
彼は木に登ってその姿を探しますが、やはりいません…。彼も昼寝を始めてしまいました。

眠くはない僕は、木の上からぼんやりと水辺を眺めていました。
すると…。



One Horned Rhinoceros,Chitwan Natinal Park,Nepal Nikon D300 + Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm/F3.5-5.6D(IF)

…来た。
草原の草を掻き分けて現れた白い動物が、ゆっくりと水の中へ入っていくのが目に入りました。
遠目に見ても大きい。すごい重量感。
「来たよ」木に登っていたガイドに伝えると、彼は飛び起き、
二人で静かにサイの近くへと向かいます。



One Horned Rhinoceros,Chitwan National Park,Nepal Nikon D300 + Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm/F3.5-5.6D(IF)

「静かに」「これ以上は近づかないように」と彼は繰り返し僕に言い聞かせました。
穏やかな印象のあったサイですが、興奮すると突進してくるらしく、危険なのだそうです。
姿勢を低くして静かに近寄り、カメラを構えます。
ここでは頻繁に出会える動物とはいえ、今、目の前に野生のサイがいる。
ゾウやジープなど、乗り物から見るのとでは緊張感が違いました。

サイは目が悪いのですが、耳と鼻は良いそうで、カメラのシャッター音に敏感に反応します。
サイが立ち上がると、「下がって！行こう」とガイド。僕はゆっくりとその場を立ち去りました。



waiting for Rhino moves,Chitwan National Park,Nepal Nikon D300 + Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm/F3.5-5.6D(IF)

昼寝明けのガイドを先頭に、トレッキングを再開。が、すぐに止まってしまいます。
「下がって」と言う彼に訳を尋ねると、彼の指差す先に巨大な影。ここにもサイがいました。
突進に備えて、登り易そうな木のそばに、ザックを下ろして待機するように指示されます。
道を塞ぐ形でサイがいたため、この場で一時間近く待つことになりました。

この後、森の中で5頭ほどのサイに出会いました。
これほどの大きな野生動物です。やっぱりドキドキしますね。
ちなみにガイド氏の話によると、毎年サイの突進で亡くなる人がいるそうです。



Misty morning of Rapti River Chitwan,Nepal Nikon D300 + AT-X165 PRO DX

夕方にラプティ川を渡り、村に一泊。
満点の星空の下、川岸に飛び交う蛍の光を楽しむことが出来ました。
夜中には、村の作物を食べにサイもこの川を渡ってくるとのこと。
動物を殺すことも禁止されているので、この地域では非常に深刻な問題なのだそうです。



Forest Chitwan,Nepal Nikon D300 + Ai AF Zoom Nikkor 28-200mm/F3.5-5.6D(IF)

翌日は森の中を歩いてソウラハ村へ。
やっぱりトラには遭えませんでしたが、クマも見れたし、何よりサイ。
非常に楽しいトレッキングになりました。



Thanks for good guide. Chitwan,Nepal Nikon D300 + AT-X165 PRO DX

今回お世話になったガイド。昼間は無口でしたが、夜はよく話をしてくれました。
彼等はトラの話をし、僕は知床のヒグマの話を彼等に聞かせました。
共通する点がかなり多く、発見もありました。
とにかく、ありがとう。

さて、長くなりましたけど。
楽しさ満点のチトワン編、まだまだ続きます。