2018/12/10

講演:命の旅~登美丘南小学校~




大阪の堺市にある公立小学校に講演に行ってきました。
題材は、道徳の教科書「きみがいちばんひかるとき」6年生に
掲載されたお話『命の旅』。

finished the lecture work in elementary school.
gave a speech about Japanese nature to the children.

around 600 children...!
all of them touched bear's and deer's fur and owls feathers.
and Nikon's Dslr with long lens...
hope they enjoyed my lecture.
It was very good work for me.
Thanks to all who helped me and gave this great chance...!




知床半島の鮭と動物たち、漁師と私たち人間の繋がりから
命を考える物語ですが、
今回は低学年、高学年に各90分。
300人くらいずつ、計600名ほどの子どもたちに
自然全体の命のつながりを
感じてもらえるようなお話をさせていただきました。




動物たちや、漁師はもちろん、僕自身が捌いた鮭の写真や動画を中心に、
子どもたちへの問いかけを織り交ぜながら話を進めていきます。
合間の休憩時間は、子どもたちに取り囲まれて質問攻めで休めず
嬉しい悲鳴でした。

ツキノワグマやシカの毛皮を子どもたちに実際に
手で触れてもらうこともできました。
その他に、撮影機材を、ということで
望遠レンズをつけた一眼レフのファインダーを覗いてもらったり。




子どもたち全員が全てのものに手を触れてくれて、
特に毛皮に関しては「殺到」という形容がふさわしいほど。
彼らの好奇心を刺激することができて嬉しい限りです。




上の写真は、シカの角付きの頭蓋骨。危ないので僕が手で持ったまま。
これも大人気でした。

「フィールドで感じたこと、考えたことを、子どもたちに伝えていきたい」
三年前に開催した個展の時から共通する思いです。
今回の講演で、その新しい一歩を踏み出せたような気がしています。

実現に向かって奔走してくれたマヤさん。
遠方よりの来場に関わらず予算を組み、開催を決断してくださった
堺市立登美丘南小学校の先生方、PTAの皆様。
快く毛皮を貸し出してくれた「おぜしかプロジェクト」の小山さん。
力一杯の笑顔で僕のお話に応えてくれた子どもたち。
多くの皆様のご協力を得て、とてもいい形で
自然と命のつながりを感じてもらう講演の時間を創ることが
できたと思います。
本当にありがとうございました。



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※公演中の撮影・Maya.A.さん



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