お仕事から、只見と気仙沼。
星空の記憶がつながった、というお話です。
2018年星空観察会の様子。
日清製粉さんと日本自然保護協会さんのイベント
母と子のネイチャースクール。
カメラマンとして毎回参加させていただいている
イベントなのですが、コロナを乗り越え、
今年も無事開催されました。
もともとは母親の皆さんにカメラのレクチャーをする講師として
お呼びいただいていたのですが、
今ではすっかり子どもたちの表情を撮る撮影係。
自然の中で子どもたちと遊ぶ。とても楽しいイベントなんです。
開催地である只見では、写真展を開催いただいたこともありました。
有難い限りです。
このイベント、実はなかなかゴージャスでして、
国立天文台の先生を招いて星空観察会をするというカリキュラムがあって
子どもたちに大好評!
こんなに星空とは人を夢中にさせるものなのかと
僕も改めて星空の美しさに感動した次第です。
で、そこにもう一人、天文の専門家である女性の方が来て
子どもたちに星空の話をするんですよね。
今年、彼女に久しぶりに再会したんですが、気仙沼のイベントから
直接只見に来たって言うんです。それに彼女、気仙沼出身だって…。
僕は2011年、震災後ネパール・インドの旅を切り上げて帰国して
被災地にボランティアとして入っていました。
活動場所はほとんどが気仙沼だったんです。
ボランティアで気仙沼に入っていたなんて、
割愛しますが、色々あって気軽に言えるものじゃありません。
でもちょっと、恐るおそる彼女に言ってみたんですよね。
気仙沼大島に。当時お世話になった旅館の知り合いがいるって…。
誰です?って聞かれて「椿荘の村上さん」と答えたら
「えー!!?私その人と色々イベントとか取り組んでいるんです!」
って…。何たる偶然ですかこれ。
村上さんとは、ボランティアが終わってからも繋がってはいたのですが、
僕が北海道に住むようになってからなかなか足を運べずにいました。
でも僕が本を出版したら、購入したと連絡をくれたり
今も関係は続いていたのです。
そういえば、星空の写真を撮るのが好きで
これで島の観光を盛り上げたいって当時から言ってたなぁ…。
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