2014/09/21

ツキノワグマの丘。


View from the Black bear Hill. Nikon D700 + AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED

ツキノワグマを追って、久しぶりにフィールドに入った。
渡渉を繰り返しながら沢を詰め、四つん這いになってガレ場をトラバースし
名前も無い小さな丘に登った。10時間弱、20キロを歩いて
担いで行った望遠レンズを出すことすら無かったのはいつものこと。

Chasing Japanese Black Bear.
into the forest, walk along the river and climbed the nameless hill.
I couldn't meet bear. but I found some marks they left.
Good feeling & good landscape. I was happy at there.


クマに会うのは難しい。この秋は思い通りにフィールドに出られなかったもどかしさもある。
だけどこの日はいくつもの痕跡を見つけて、ツキノワグマの存在を強く、近くに感じることができた。
丘から見下ろす景色も心地よかった。
谷間の木々の葉はまだ落ちていないので、上から山肌を見透かすことはできない。
きっと多くのクマが、この森の暗がりの中秋の実りを求めて歩き回っているのだろう。


20140918-_DSC7820claw-mark
Bear's claw mark. Nikon D700 + AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED

I know it is quite difficult to photograph them in short distance.
It must be more hard than other famous places, like Alaska.
Needs at least several years to get the first shot.
But I'd like to do that. I'll keep chasing the Japanese "tiny" Black bear. :)


ニュースで言われる通り、今年のミズナラの生りはあまり良くないみたいだ。
今年、感覚を掴んで、来年はきっと試金石。大きな困難と可能性を同時に感じている。
いずれにせよ、クマに自分の距離感で会うことができるようになるまで、まだまだかかるだろう。

ツキノワグマ。撮影は難しい。しかしこれは僕にとって大きな主題になった。
こんな面白いフィールドに導いてくれた、ヒグマと知人たちに感謝です。




0 コメント:

Post a Comment