2013/06/13

ダム湖の夕暮れ。


dam lake in Hokkaido. Nikon D300 + AT-X 165 PRO DX

仕事がひと段落ついたのは16時。この季節の道東の日は長い。
まだ日没までには時間があったので、近くのダム湖へと向かった。

In a twilight dam lake, enjoyed lure fishing.
Caught some Amemasu, and good rainbow trout.
suffered from winged insects attacks.
But silence of sunset, watching animals, and some nice fishes.
nice time. I enjoyed it.


林道から水辺に出ると、奇妙な叫び声をあげて、アオサギが2羽、飛び立っていく。
この季節、動物たちは子育てに忙しい。
子連れの動物を見たいというのが本音だったが、そううまくはいかないだろう。
撮影のことは忘れて、せっかく持ってきたのだからとタックルをセットする。
その場には小さな流れ込みがあって、集まってきたワカサギをベイトに魚が集まっているかもしれない。
いや、それよりもここ数日の猛暑だ。水が動く場所に涼を求めてきていることも考えられる。

夕暮れ時の水辺は、羽虫がすごい。ガイドにラインを通す間に、何匹もの虫が口に飛び込んできた。
文字通り閉口して急いでルアーを結び、虫を払いながら落ち着かないままにスプーンを投げる。
何尾かのウグイの後、小さなアメマスが釣れた。



Little Amemasu. Nikon D300 + AT-X 165 PRO DX

ミノーにチェンジすると、30センチに満たないようなサイズのアメマスが
面白いように連続して釣れてきた。
キャスト毎に魚信がある。こんな釣りは久し振りだ。

やがて湖面に、いくつもの波紋が出るようになった。
足の下をゆっくりと鯉の影が泳いで行く。
突然ミノーをひったくるような魚信があり、一際強い引き。
そっと寄せてくると、虹色の鱗が見えた。ニジマスだ。



Niji masu -rainbow trout-. Nikon D300 + AT-X 165 PRO DX

測ってみると43センチ。
なかなかのサイズだが、どうも魚体の輝きがくすんでいるように思える。
渓流に棲む美しいニジマスを見慣れているせいだろうか。



Nikon D300 + AT-X 165 PRO DX

それでも久しぶりのニジマスは嬉しかった。
その後もキャストを繰り返してみたが、釣れるのは小さなヤマメ・ウグイ・アメマスばかり。
辺りも薄暗くなってきたので、竿をたたんだ。

帰りの林道、左右の森に動物の影を探しながら歩いていると、雄叫びのような鳴き声が聞こえた。
見ると、キツネが走り去っていくのが見えた。
その傍らに、立ち止まって僕を見つめる仔ギツネの姿があった。
目が合うと、弾けるように走りだし、森に消えた。その後ろ姿がなんとも愛らしかった。
暗くてカメラは出せなかったが、森でふと動物に出会えた時は、嬉しいものだ。



sunset at dam lake. Nikon D300 + AT-X 165 PRO DX

道東の河川は6月いっぱいヤマメの禁漁期間が続く。
しばらく竿を出すのは湖がメインになりそうだ。


■2013年 6月11日 道東ダム湖 晴れ
釣果 :ニジマス1(43㌢) ヤマメ1(23㌢程度) アメマス、ウグイ多数。
ロッド&リール : シルファー6ft + ダイワ フリームス 2506H
ライン : ナイロン6lb
ヒットルアー : スカジットデザインズ チップミノー5cm, DAIWA Dr.Minnow 7FS, スプーン4g
カメラ : Nikon D300 + AT-X 165 PRO DX





この釣行記は、トラウトルアーフィッシングサイト
UNDER WATER GRAFFITIに掲載いただいた釣行記の転載になります。
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